こんにちは!marie(@MarieTJ2)です!
ハンドメイドの価格設定、皆さん確実に悩むポイントなんですよね・・・
実は私自身、価格設定に一度失敗し、後から値上げをした経験があります(泣)
本日は、ハンドメイド販売経験者の誰もが一度は通るであろう悩み所
【ハンドメイドの価格設定(値付け)】
について、実際の経験に基づき、初心者でも値付けがしやすいよう説明していきます!
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・ハンドメイド作業時間は週に1日、3~5時間程度
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価格設定は【原価×3=価格】が基本
まずは基本的な考え方から。
ハンドメイド作品に関わらず、世の中全ての商品やサービス等は大体が【原価×3=価格】が基本になっています。
内訳としては材料などの仕入れが3~4、人件費などの諸経費が3~4、そして利益が3、みたいな感じですね!
1.ハンドメイド作品の原価とは
わかりやすい部分で言うと・・・
●材料費
●梱包資材代、ラッピング代
●送料(送料無料にする場合)
●人件費
ここに更に
●材料を購入する際にお店に行くまでにかかった交通費
●作品作りの時に使った電気代や水道代
●作品作りに使った道具代
●作品作りをする場所の家賃
という物も加わります。
後者は後に確定申告をする際に経費として計上できるので、考えておいて問題はありませんが、最初から緻密に計算するのは感覚的に難しいと思いますので・・・!
初心者さんは、まずはおおまかに前者の方のみをメインに計算していきましょう。
2.計算方法
ここでは、出品作品が【イヤリング】で、送料はお客様から頂く場合を例として計算してみます!
【イヤリング】を作る為に購入した材料
●スワロフスキーのパーツ×2【¥500】
●丸カン×200【¥200】
●イヤリングパーツ1ペア【¥200】
●クラフト用ボンド【¥600】
発送する時の為の梱包資材
●イヤリング台紙×30【¥300】
●OPP袋(透明の袋)×100【¥150】
●シール×30【¥100】
●封筒×100【¥200】
この場合・・・
割り算して計算する必要がある物
●丸カン×200【¥200】
●クラフト用ボンド【¥600】
●イヤリング台紙×30【¥300】
●OPP袋(透明の袋)×100【¥150】
●シール×30【¥100】
●封筒×100【¥200】
丸カンは使った個数で、例えば6個使った場合は【¥6】
クラフト用ボンドは「このボンドを使い切るまでに何個この作品ができるか」という予想でいいと思います。
割り算が簡単じゃないものに関しては、さすがに細かく計算できないので上記のようなざっくり計算でOK!
ここでは1ついのボンドで100個作品が作れるとして【¥6】にしておきます。
【イヤリング】にかかった全ての原価
●スワロフスキーのパーツ×2【¥500】
●丸カン×6【¥6】
●イヤリングパーツ1ペア【¥200】
●クラフト用ボンド【¥6】
●イヤリング台紙×1【¥10】
●OPP袋(透明の袋)×1【¥2】
●シール×1【¥3】
●封筒×1【¥2】
上記を計算すると・・・
500+6+200+6+10+2+3+2=729
これが原価の合計になります。
これを3倍にすると
729×3=2,187
という事で、このイヤリングは【2,187円】が“基本的な”適正価格になります。
ラッピング用の資材の費用は今後ずっと別の作品の発送時にも使用していくものであれば、別個で計算して残しておくと便利です◎
次に考えるのは【時給】
次に考えないといけないのが時給です。
初心者だと「私の作品なんかが・・・」と考えがちで悩ましい所ではあると思うのですが、一番簡単な方法があります。
例えば近所のコンビニエンスストアやレストランの求人の時給を思い浮かべてみて下さい。
それと同じくらいは、できればほしいですよね。
いや、ほしいじゃない!もらいましょう!
先ほど例に出したイヤリングが全行程20分でできる場合、時給が1000円だとしたら時給は約330円ですね。
先ほど計算した適正価格に人件費として330円上乗せしましょう。
先ほどの例で言うと価格は【2,517円】になります。
ここが肝心!!【相場調査】へ
先ほどまでの計算の工程で出た結果の価格を自身で納得して出品できるのであれば、そのまま出品してOK!
先ほどの例のイヤリングなら四捨五入して【¥2500】になりますね。
ですが、もし自身で高すぎる?安すぎる?と感じるのであれば、出品予定のサイトで同じジャンルの作品の価格調査をしましょう!
その中で同じ素材を使っているものや、同じサイズ感のものなど、色々とみていくと大体の相場が見えてきます。
それを参考に自身の作品の価格も調整しましょう。
ただ、安くしすぎるのは絶対にNGです!!
例えばイヤリング等の小さい作品は300円なんて破格で販売されているものも多数ありますが、そこにあわせる必要は絶対にないです。
安すぎても商品の価値がないのだ、と判断され売れなくなります。
または、安すぎて飛ぶように売れてしまい、自分の精神がすり減ります・・・
私は以前、それをやらかしてしまった事があります。
月に100件を超える注文を受けるも「こんなにたくさん作っても純利益これだけぇぇぇ(泣)」と、精神的にも体力的にも力尽きてしまい、結果として大幅に値上げしました。(値上げの際の注意点なども今後記事にします!)
値上げも本当に大変な作業だし、ハラハラするので・・・・
回りの同業さんがどうであれ、安くしすぎる事だけは絶対にしないでくださいm(__)m
自信がないので安い方が・・・と弱気になってしまうのもわかりますが・・・(経験者)
自分の作品に自信をもって値段をつけましょう!
正しい計算も大事だけど“自分の感覚”が最も重要
ここまで色々と書いてきましたが、価格設定に関しては基本の計算も大事ですが、それ以上に“自分の感覚”もモチベーション維持には大切な事だと感じています。
特に、不適切な低価格設定はあとで必ず無理が出てきます。
長くハンドメイド販売を継続し、売り上げを伸ばしていく為にも、自信を持った価格設定にこだわりましょう。
すぐに売れなかったりすると「価格設定が間違えてるのでは?」と不安になる事もあるかと思いますが、しばらくは他の作品を作りながら様子を見ましょう!
貴方の作品は必ず誰かの“欲しかった物”です♪
とにかく自信を持つ事と、その値段が正しいと感じる自身の感覚を大事に価格設定をしましょう!
今後は売れなかった場合の“テコ入れ方法”なども記事にして行く予定ですので、是非また遊びにきてください☺
以上、ここまでお読み頂きありがとうございました!
marie(@MarieTJ2)でした☺
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